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文化財ワークショップ


伊達市噴火湾文化研究所
文化財ワークショップ

はじめに

伊達市噴火湾文化研究所は、2005年4月、「文化財をまちづくり資源として活用」
するために作られました。伊達市には、北黄金貝塚に代表される縄文文化、有珠モシリ
遺跡に代表される続縄文文化、そして有珠湾沿岸に展開した中近世のアイヌ文化など、
噴火湾の豊かな自然の中に発展して来た独特の文化があります。
また、明治の亘理伊達家の開拓の歴史も、さらに私たちの現代の生活も、自然と関わり
を持ちながらこの地に伝統を積み重ねて栄えて来たのです。
この文化財ワークショップが、
こうした先人の残した文化遺産を、学習の素材としてみなさんが活用し、文化財の価値
と、歴史文化について理解を深める手助けとなってしていただける事を願います。

■研究所ワークショップ項目
T.考古学部門
1.「伊達市の遺跡出土品の見学と解説」
2.「縄文ロビー講座」
3.「各種体験学習」
U歴史学部門
1.「かな文字を学ぶ」
2.「和綴じ本を作る」
3.「昔の器具で重さを量る」

T.考古学部門
1.「伊達市の遺跡出土品の見学と解説」

対象 小学校低学年(1、2年生)〜中学生(1〜3年生)
内容 研究所が所有している埋蔵文化財(遺跡からの出土品)を見学しながら、それぞれ
    の年代、遺跡の内容について解説します。
時間 60分
定員 40人(1クラス程度)
会場 資料保管室(2階)

2.縄文ロビー講座


対象 中学生(1〜3年生)
内容 北黄金貝塚で毎月大人向けに行っている縄文ロビー講座をリメイクして行う。

時間 60分
定員 40人(1クラス程度)
会場 体験学習室(2階)

@土器の形とワインボトル―底の形の違い
A寄鍋とシチューと雑炊と……―「おこげ」の観察―
B黒曜石のナイフから包丁まで―最後の黒曜石ナイフ―
C漬物石は石器か?―石器認定の基準―
D模様のある器とない器―模様の文化的・精神的意味―
E数珠とロザリオ―祭祀道具としての玉類―
Fクジラはうまい、イルカもうまい―海の神クジラとの関わり―
G我が家は遺跡の上に立っている!?−伊達市の遺跡分布−
H「敵対的買収」は時代の流れ?−狩猟採集社会から農耕社会へ−
I『テレビガイド』の表紙の変遷−「一括遺物」という考え方−
Jどうしてサイロは筒形なのか?−住居の形と中身の関係−
K縄文時代の「使い捨て」と「使い切り」−土器の使い方あれこれ
L火どこの位置の変化−いろりからガスレンジまで−
M除雪後の縞模様の観察−地層累重の法則と年代決定−
N縄文人の適材適所−ボジョレーヌーボーが透明ビンな理由−


3.「各種体験学習」

メニュー 内容 時間 対象 最大人数
網目模様作り 紙ひもを撚って縄を作ります。出来上
がった縄文原体を粘土に転がして、縄
目模様を観察します。
30分〜1時間 小学校高学年以上 50人
土器の拓本とり
体験
土器片に画仙紙をあて、墨を付ける拓
本とりをします。実際の土器の模様を
観察出来ます。
30分〜1時間 小学校高学年以上 50人
貝・鉄の分類作
業体験
貝塚から出土した貝殻、動物の骨、ウニ
のトゲなどをピンセットで分類します。
30分〜1時間 小学校高学年以上 50人
石器実測体験 黒曜石のナイフなどの石器を正確に図
にする方法を学びます。
30分〜1時間 中学生以上 20人

体験学習会場 調査研究室(1階)



U歴史学部門
1.「かな文字を学ぶ」
目的 身近なものから実際に書き付けられたものまで「変体がな」を学ぶことで、昔の風俗・
生活に対する理解を深めると共に、今現在使用している平仮名、片仮名を再認識してもら
う。

対象:中学生
内容:@「そば」「おてもと」など身近にある「変体がな」を利用して「変体がな」を学ぶ。
A伊達政宗の文書を使って、穴埋め形式で「変体がな」を埋める(制限時間付き)
B制限時間終了後答え合わせし、文書の意味などを説明。

時間:50分

定員:80人(2クラス前後)

会場:調査研究室(1階)

2.「和綴じ本を作る」

目的:実際に和綴じ本を作成することで、生徒の創作意欲を刺激すると共に、当時の製本技術
について学んでもらう。

対象:小学校高学年(5、6年生)〜中学生(1〜3年生)
内容:@昔の書籍を紹介し、現在の書籍との違いに注目してもらう。
A和綴じ本を解体し、どのように綴じているかを理解する
B表紙と糸を選んで、実際に制作する

時間:60分

定員:40人(1クラス前後)

会場:調査研究室(1階)

3.「昔の道具で重さを量る」
目的:実際に「棒ばかり」「台ばかり」を使用して重さを量ることで、昔の量り方、単位を学び、
当時の生活を学ぶ一助とする。


対象:小学校高学年(5、6年生)〜中学生(1〜3年生)
内容:@今、どんなものを使って重さを量っているか挙げてもらう。
A昔の「はかり」を紹介し、実際に重さを量ってみる。(昔の単位で)
B昔の単位を今の単位に変えて計算する。

時間:40分


■お問い合わせ、詳細は
〒052-0031
伊達市噴火湾文化研究所
北海道伊達市館山町21番地5
TEL 0142−21−5050
FAX 0142−22−5445
e-mail bunka@city.date.hokkaido.jp
まで。

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