| ◆◆◆◆→ホームページへ ◆◆◆◆噴火湾文化研究所のページへ ■伊達市噴火湾文化研究所の設立にあたって ・どうして研究所を作ったのか ・まち作り資源としての文化の掘り起こし ・環境と文化の調和を図ろう ・研究所はこんな仕事もしています |
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◆◆◆◆◆◆◆◆ 伊達市噴火湾文化研究所長 医学博士 大島直行 平成17年4月1日、伊達市は全国に先がけ、市立の文化研究所を 設立しました.。 研究所の仕事・役割についてご紹介します。 |
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どうして研究所を作ったのか 伊達市では、平成13年に史跡北黄金貝塚公園の開園を全国にアピールするためのイベント「だて 噴火湾縄文フェスタ」を行いました。 この取り組みを将来につなげようと、イベント終了後に官民協働の組織「縄文を活かしたまちづくり 検討会議」(雲津忠宣座長)がつくられ、ほぼ1年間の議論を経て出された答申書が『縄文をキーワ ードにしたまちづくりプラン』です。 そして、この答申の目玉とも言えるのが「噴火湾縄文文化研究所(仮称)」の設立でした。 市ではこの答申を検討し、縄文文化はもちろん、それ以降の噴火湾の豊かな自然の中で生み出さ れて来たさまざまな文化を研究し、その成果を積極的に「まちづくり」に活かすための研究所を教育委 員会の中に設置しました。 研究所の目指すものは何か ・まち作り資源としての文化の掘り起こし 伊達市には、北黄金貝塚に代表される縄文文化、有珠モシリ遺跡に代表される続縄文文化、そし 文化財を広く調査・研究してデータベースと て有珠湾の沿岸に展開した中世・近世のアイヌ文化など、噴火湾の豊かな自然の中で生み出されて 来た独特な文化が育ってきました。また、近代の伊達亘理藩の開拓以後も、噴火湾とそれを取り巻く 自然と関わりを持ちながら特色ある文化を築き、現代の私たちの生活文化につながっています。 私たちはこれまで、こうした先人が残した文化遺産を「文化財」と呼んできました。しかし、この10年 間、これらは単なる文化財としてだけでなく、観光、教育、その他地域振興のための提案・活動を行い、 文化情報の整理・研究に止まらず、縄文フェスタの開催、文化財ボランティアの設立、及び人類学会 の誘致など、「まちづくり資源」としても生かされてきました。そこで私たちはこれから、伊達の文 化遺産及びそうした文化伝統の上に培われた現代の文化を「噴火湾文化」とよび、まちづくりの 新たな資源として積極的に掘り起こします。 ・環境と文化の調和をはかろう 縄文文化、アイヌ文化が示すように、噴火湾文化の大きな特質は、「環境と文化の調和」にあります。 先人は、豊かな自然を壊すことなくうまく生活に生かしてきました。「環境と文化の調和」をどのように 図ってゆくかは、現在、わが国はもちろん世界が直面している重要な問題であり、伊達市にとっても明 日のまちづくりを考えるにあたって避けては通れない大きな課題の一つです。 私たちは、先人の文化遺産からそのことを学び、そして明日のまちづくりに生かしたいと思います。噴 火湾文化研究所が目指すのは、「環境と文化の調和を図るためのまちづくり研究所」です。従来、こうし た研究は専門のコンサルタントに委ねてきました。しかし、これはまちづくりのための重要な課題であっ て、私たち市民が常に考えてゆかなければならない問題です。 噴火湾文化研究所は、市民のみなさんとともに考える場でありたいと思います。 研究所はこんな仕事もしています。 研究所が手がける仕事は、先史・古代文化、アイヌ文化、武家文化、及び近代遺産、さらには現代の 絵画・工芸、写真、芸能から音楽など、さまざまな文化の掘り起こしとその活用です。 ●文化財課の仕事の継続 史跡・重要文化財の指定など、文化財の保護と保存の仕事は今後も継続します。 ●資料の調査・研究 噴火湾の先史・古代文化、自然史を解明するための学術的な調査・研究を行います。 また、絵画・工芸などの芸術分野の研究も推進します。さらに、大学・研究機関等の学術調査を積極 的に誘致します。 *今年も北海道大学の有珠6遺跡の発掘調査を支援します。 ●研究成果の活用 調査・研究の成果は、文化・教育だけではなく観光、経済振興、さらには地域振興(まちづくり)などさ まざまな分野に役立たせて行きます。 *「だて街角ギャラリー」は商工会議所に提案した、「文化を生かしたまちづくりプラン」です。 ●噴火湾文化資料のデータベースづくり 噴火湾文化を構成する資料は、埋蔵文化財、武家文化財 など40万点にも及びます。これら資料を体系的に整理して、ネット上で公開していきます。 ●子どもたちのための研究所づくり 市内の小中学校との交流を深め、「出前講座」などを通してわかりやすい研究情報の提供を行います。 また、「子ども学会」の企画、「ジュニア研究員」の制度化など、子どもたちの研究心を育てる活動も行い ます。 |
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